仮想通貨マイナー主導の大規模な売却はなし ビットコイン半減期へ保有選択か

データサイトTheTokenAnalystは25日、直近コロナショックによるビットコインの大暴落や、ハッシュレートの低下事例を踏まえても、多くの大手ビットコインマイナー(採掘業者)は投げ売りを行わなかったと報告した。保有するBTCの資産量からデータを算出した。
新型コロナウイルスが発端となり、金融市場が一時パニックに陥った事を受け、ビットコイン市場でも相場が暴落。一時4000ドルも割り込むなど、年初来安値付近で推移した通貨価格の影響で、多くのマイナーが『一時撤退』した可能性が多方で報じられていた。
撤退による影響は、会社が得られる報酬が途絶える事に繋がることで、マイナー主導の通貨売却も警戒されていた事例となっていたが、マイナーのウォレットを追跡する下図の示すデータから、価格の暴落時からは大規模な投げ売りは発生していないことがわかった。
直近発表されたマイニングの「Shutdown Price」のチャートを見ると、高性能マシンを利用する業者は、3600ドル〜5700ドルの相場では利益を継続的に出すことが可能と試算。余力のあるマイナーは半減期後に変化する相場の需給状況を見て、安値域での売却を嫌った可能性も指摘されている。
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TheTokenAnalystの開発者Jaiは、AntpoolやBTCtopなどの主要マイニングプールのビットコインインベントリをチャートを用いて説明。これまでの価格推移とインベントリの相関性から、トップマイナーのBTC保有率は一部減少したものの、「危険レベル」には達していないと結論付けた。
なお、BitfuryやBTC-Top、viaBTCなどの大手業者のハッシュレートは一時下落したものの、大きな影響に繋がるような下落ではないと説明。現在それぞれのハッシュレートは再び回復基調にあることが確認されている。
その他の注目点
ビットコインマイニング史上最大級の難易度調整は11時間後に発生する予定。
26日時点での、予想調整率は-14.96%で、これまで上昇していた難易度および下落相場で撤退した業者が出戻りするタイミングとなる可能性がある。(詳しくはこちらの記事から:ビットコイン、3日後に過去最大規模の難易度マイナス調整 半減期後の予想ケースでも注目)

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