仮想通貨ビットコインの価格指標で「買いシグナル」が点灯 歴史上4度目の安値域から再浮上

仮想通貨ビットコインに関連した相場の動向指標で、複数の指標がポジティブに転換した。
市場時価総額(MV)と実現時価総額(RV)を利用した「MVRV Z-score」指標で、仮想通貨ビットコインが現時点で割安価格帯から再浮上したことが確認された。
MVRV Z-scoreとは、Philip Swiftが考案したビットコインバリューを測る指標で、算式は
(MV-RV)/MVを用いている。
目安として、Z-scoreが0以上だと、「オーバーバリュー(割高)」で、0以下になると、「アンダーバリュー(割安)」との2パターンに分かれる。
下図では、割安帯まで下落した回数は歴史上で計4回、3月12〜13日の暴落もそれらに含まれる。
19日までは0以下のネガティブ域に陥っていたものの、19日の大幅反発に伴いポジティブ域に再浮上した。現在のZ-scoreは0.27ほどで推移している。一方、2月の強気相場時のZ-scoreは年初来最高値の1.357。ビットコインが上昇水準を維持できるか、依然として乱高下による乱れた指標の最中にいる。
Philip Swiftはこの最新のデータをもち、ネガティブ域からの急浮上を受け、相場の見通しが少し明るくなるのではないと指摘。「まだ早計かもしれないが、歴史的には『ディップ買い(底値買い)』のメインポイントだ」とコメントした。
14日に報じたCoinMetricsデータに関する内容でも、同様なタイミングが指摘。CoinMetricsは独自の指標『BTC MVRVのグラフ』を踏まえた上で、「過去の値動きから、MVRVが1以下になった時はBTCを割安で買い貯める好機会となっていた」との結論にたどり着いた。
また、ブルームバーグの指標GTI VERA Convergence Divergenceインジケーターでは、6000ドル以上を推移するビットコインに関して「買いシグナル」が点灯した。
一方、留意点としては、コロナ対策や政府金融策に伴う、金融市場全般の動向。日米株式市場も大幅な急上昇を記録しているが、明るい見通しがたった訳ではない。
米大手仮想通貨投資会社ギャラクシーデジタルのCEOノボグラッツは、ボラティリティの高い現在のビットコイン相場を「ボラ=キラプトル」と名付けた。ボラキラプトルとは『ジュラシックパーク』に登場する凶暴な恐竜「ヴェロキラプトル」に由来する。
ノボグラッツは、3月以来約8800ドルから、3800ドル台まで暴落した直後、一週間で7000ドルに迫る勢いで猛反発するなど、急激な変動率で動くビットコインを凶暴な恐竜と例えている。

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