JASRAC、音楽の著作権管理をブロックチェーン上で

日本音楽著作権協会(JASRAC)は4日、ブロックチェーンを活用した音楽情報の管理の実証実験の実施を発表した。
実験は2〜3月間に行われ、JASRACに著作権の管理を委託する音楽出版社などからの参加を募る予定だ。
実験を通して楽曲などを含む音楽作品のデータの信頼性を向上し、両通プロセスの透明性、効率を向上させることにより、作曲者や出版社などの権利者への還元を増やすことが目的にある。
実証実験はまず、創作者のユーザーID、著作物のデジタルコンテンツのハッシュ値、時刻の証明をセットとしてブロックチェーンに記録を行う。
そして、記録された音楽情報にさらに付帯情報であるメタデータを付与する。また、権利者などが利用できるよう、WEB版のアプリを開発し、ブロックチェーンの情報の閲覧や追記を行える権限を適宜付与することによって、情報共有、手続きなどをより簡素かつ効率的にすることを目指す。
音楽業界では、インターネットの発展とともに、楽曲が著作者の許可なくアップロードされ使用されるなど、海賊版の横行が問題となっている。現在、世界中で人気を博している音楽ストリーミングサービス「Spotify」も、”海賊版撲滅”を理念としてサービスを開始した経緯がある。
JASRACは日本において、委託された音楽著作物の管理などを業務としており、データベースに登録された作品数は国内外あわせて400万以上になる。
ブロックチェーンがオープンかつ、改ざんのできない点に着目し、これまでにも、著作物の使用料の記録管理などで、ブロックチェーンを利用した実験を行ってきた。
今回の実証実験も、JASRACが行ってきた音楽業界へのブロックチェーンの活用を検証する試みの中の一つとなる。
参考:JASRAC

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