仮想通貨ビットコインゴールド、「51%攻撃」の被害

仮想通貨ビットコインのハードフォークで生まれたビットコインゴールド(BTG)が、今年1月下旬に51%攻撃の被害にあったことがわかった。
51%攻撃とは、悪意のある特定のグループがハッシュレートの51%を支配することで、不当な取引を行うこと。攻撃対象となるのは「Proof of Work(PoW)」と呼ばれる、ビットコインも採用するアルゴリズムを採用する仮想通貨となる。
今回2度にわたって51%攻撃を受けており、1回目が1900BTGで、2回目が5267BTG、それぞれ執筆時点のレートで約258万2100円と約715万7900円相当が、二重支払いされた。
本件を公表した「Bitcoin Gold Organization」は、
取引所間のリスク管理システムによって、1つまたは両方の攻撃が失敗に終わったと説明。その後、両方のBTGが取引所に戻されたという。どこの取引所かは明かしていない。
また今回の攻撃には、マイニングのハッシュパワーのマーケットプレイスであるNiceHashが利用されたと伝えている。今回標的にされた取引所は既に対策を講じており、またセキュリティのサポートを申し出たり、フィードバックをもらうため、「Bitcoin Gold Organization」は他の取引所ともコンタクトをとっているという。
「Bitcoin Gold Organization」は、51%攻撃による二重支払いへの耐性を備えたアルゴリズムの開発に昨年から取り組んでいると説明。
2020年のQ1(1月から3月)にはリリースされる予定だ
BTGは2018年5月にも51%攻撃を受け、複数の取引所にある計38万8000BTGが被害に遭った。当時のレートで約20億円相当である。
一方、BTG価格は前日比17%の上昇を記録するなど、現時点では影響はみられない。
関連:BTGで51%攻撃 被害総額は約20億円に

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