仮想通貨イーサリアム、PoS採用のETH2.0移行を早める提案=ヴィタリック氏

仮想通貨イーサリアムの共同創設者Vitalik Buterin氏が、イーサリアム1.0(ETH1.0)から2.0(ETH2.0)への移行を早める方法を提案した。
具体的に今回提案されたのは、PoWのコンセンサスアルゴリズムを持つチェーンを並行運用する案を廃止し、ETH2.0実装の第一段階となる「ビーコンチェーン」に全てを移行させることでスケジュールを早める方法だ。今回の方法を実施すれば、
チェーンの再構築が簡素化されるという。
Buterin氏は、今回の方法を実施する必要条件を2つ提示した。1点目はステートレスなクライアントソフトウェアの利用。これは、各ブロックに署名領域 (Witness)を生成するだけでなく、ブロックと署名領域の認証を行うためだ。もう1点は、署名領域のサイズを1〜2MBに制限するために、ETH1.0のプロトコルを変更することである。
この2の条件を満たした上で、ETH1.0をETH2.0のシャード0として稼働させる。バリデーター(承認者)は希望に応じて、ETH1.0のシステムの方に参加することも可能だ。その場合、ビーコンチェーンのノードとしてだけでなく、ETH1.0のフルノードである必要があるという。
今回の提案には早速反応も見られるが、正式に採用されるかは不透明な状況にある。ETH2.0への移行はこれまで延期を繰り返してきたが、今月に入り、ETH2.0のフェーズ0が最終テスト段階に入った。
今月15日には、イーサリアム財団の研究者で「イーサリアム2.0」の開発に携わるJustin Drake氏が、イーサリアム誕生から5周年となる7月30日が、ジェネシスブロックのローンチ日として自然な候補ではないかと提案している。
関連:「イーサリアム2.0」 のローンチ日、仮想通貨ETH5周年記念日を提案
参考資料 : Ethereum Research

転載する場合は、出典を明記してください: https://www.uufin.jp/archives/6562

Contact Us

Mail:uucjnews@gmail.com