中国大手VCが仮想通貨ステーキングサービスへ参入 狙いはアジア市場

ブロックチェーンに特化した中国のVC企業Fenbushi Capitalが、仮想通貨のステーキングビジネスに参入することが分かった。
同社は、ステーキング代行スタートアップStakedとパートナーシップを組み、Stakedがインフラの提供する。上海を拠点にするFenbushi Capitalはアジア市場でのサービスに注力するという。同社投資部門の責任者Peter Yang氏は「アジアのコミュニティに対し、ステーキングの入口になることを目指す」と語っている。
ステーキングは、PoSのコンセンサスアルゴリズムを持つ仮想通貨を保有しながら、ネットワークを維持することによって報酬を得ることができる方法。今回のパートナーシップでは、
まずStakedはCosmos(ATOM)に対応し、その後イーサリアム(ETH)、Polkadot(DOT)、オントロジー(ONT)といった銘柄にサービスを拡大していく。ETHは2020年に、コンセンサスアルゴリズムを現在のPoWからPoSに変更する予定だ。
Fenbushi2015年に設立。これまでCircle、Messari、Polkadotを初めとする60超のブロックチェーンや仮想通貨のスタートアップに出資を行ってきた。Yang氏は、ステーキングビジネスを通して、スタートアップを長期的に支援していきたいと語っている。
Stakedの創設者でCEOを務めるTim Ogilvie氏はパートナーシップの経緯について、「Fenbushi Capitalは、どのように出資企業との関係を強化するか、また出資企業にどうやってステーキングサービスを提供するかを考え、当社を選んでくれた」と説明。「最初は自社でステーキングサービスを提供すると考えていたようだが、アウトソースした方がコストパフォーマンスが良いと判断した」と述べている。
Ogilvie氏によると、Fenbushi Capitalは、仮想通貨特有のステーキングは利益が見込めるビジネスと考えているようだ。実際にステーキングサービスを行う取引所やカストディ企業は多くなりつつある。先週は、米仮想通貨取引所クラーケンもコインベースに続き、テゾス(XTZ)のステーキングを開始した。
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また米カストディ大手BitGoもステーキングサービスを行なっており、顧客は年7-13%の利率で報酬を得ることができる。ウォレット企業Ledgerもテゾスのステーキングに参加しており、Ogilvie氏は
あらゆる取引所、カストディアン、ウォレット企業もステーキングビジネスを開始すると見込んでいる。
Stakedは現在、テゾスやAlgorand(ALGO)など15以上の銘柄に対し、ステーキングのノードを運用。2020年第1四半期(1月〜3月)までにはさらに数を増やす計画だ。Stakedのように、ステーキングのインフラを提供する企業は増加傾向にあり、The Blockの調べでは、現在少なくとも19の企業がインフラ提供を行っている。

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