BTC先物申請中のLedgerXが「不公平」と指摘 CFTCは「優先主義」を否定

米仮想通貨デリバティブ取引所LedgerXの役員は、管轄権を持つCFTC(商品先物取引委員会)が現物決済ビットコイン先物の申請を不公平に扱い、ライバルであるBakktを優先させたと批判している。
LedgerXのCEOであるPaul Chou氏はSNS上で、CFTCが本来の協定を覆し「水面下で交渉」をしていたと主張。事案の背景として、LedgerXが8月に「CFTCに承認されたと勘違いして」一度BTC先物を開始したものの、実際CFTCから許可がおりていなかったことで、先物の提供を中止したことに至った。
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仮想通貨メデァイCoinDeskが入手したLedgerXの2つの手紙によると、CFTCの前会長Giancarlo氏によるバイアスがLedgerXの申請プロセスが遅れている理由だったという。
7月11日の手紙では、「180日の期間はすでに過ぎているが、CFTCから可否判断を受けていない。」とし、「この不合理な延期は商品法を違反しており、Giancarlo会長(当時)がCEOのブログ内容に対する敵意である。」と強烈な批判を行なっている。
しかし、具体的にどの「ブログ」の内容なのかは明らかではない。なぜBakktなどLedgerXのライバル企業をえこひいきするかもLedgerX側は説明していない。
事情に詳しい人物はTheBlockに、「LedgerX側はCFTCがBakktやErisXのような大手企業とより緊密に案件を進めているような印象を受けている。」と話した。なお、規制当局が新規企業よりも、既存の市場参加企業と先に審査案件を進める傾向はあるとされている。
CFTCの代表Michael Short氏は、同局がすべての登録申請に対し公平な接し方をしていると述べ、「LedgerX側が複数回に渡って、申請内容を変更していたことが申請承認のプロセスを長引かせている。」と説明した。
今もCFTCの承認を待っているLedgerXは以前、CFTC側から「SOC 1」というセキュリティ監査を受けるように要求され、監査を終えたが、CFTC側が監査プロセスに干渉していたと、LedgerXのCOOは指摘している。
COOは手紙で、「前会長はBakktの申請がうまく進んでいなかったため、LedgerXのライセンス(DCM)を向こうにしようとした。しかしそうする理由がなかったため、CFTCのスタッフは監査に干渉し、ライセンスを取り消す理由を作り上げようとした。」と語った。一方、CFTCのShort氏はその指摘を否定している。
さらにCEOのChou氏は、CFTCが10月3日に開催する「テクノロジー・アドバイザリー委員会」から、LedgerXを参加名簿から除外されたと明かした。CFTCのShort氏は、「除外はCFTCが全員一致で決定したことである。Chou氏の行き過ぎた反応・行為が最重要な議題を逸らす恐れがあるからだ。」と説明した。Chou氏のブログの内容やツイッターの投稿で1つの申請が左右されることはないと、Short氏は言い足した。

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