ビットコイン(BTC)の暴落要因を探る、Bakkt先物取引高は増加傾向に

仮想通貨ビットコイン(BTC)は日本時間3時30分頃、約3ヶ月間に渡って形成されたディセンディングトライアングルを底抜けたことで、ストップロスを巻き込み急落。 約1時間で14万円近い下落幅を伴い、8100ドル(86万円)台まで値を下げた。(下図:BitMEX)
仮想通貨市場が中期の閑散相場に移行し出来高が細る中、株式市場では地合い回復に伴い、若年層を中心とした個人投資家の多い新興市場及びゲームセクターの物色が再燃したことで、オーバーラップ分の一部資金が移動していたとの見方もある。
基軸通貨であるBTCに引きずられ、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などのアルトコインも全面安となっている。
1D200MA付近下げ止まったBTCは、短期的に売られすぎ水準であったこととで、11時時点ではリバウンドの様相を呈している。(下図:bitFlyer)
直近の弱いプライアクションなど相場分析については、有名トレーダーの一人でCoinPost所属ライターである「タキオン」氏が考察しているので、ぜひ参考にして頂きたい。
関連:一時9500ドル台まで下落したビットコイン相場の行方とアルト市場を独自考察|仮想通貨市況(タキオン)
ビットコインネットワークのハッシュレートが24日、突如急落したことも市場の警戒感を高めるなど、下落要因に挙げられる。
ハッシュレートデータを掲載するBlockchain.comのデータによれば、一時1億TH/sの大台を超え、21日に9800万TH/sあったBTCハッシュレートは23日の更新データで6738万TH/sまで大幅下落を記録した。
明確な要因については定かではないが、これまでの経緯などを含め、CoinPostで独自分析している。
なお、異常値観測のBTCハッシュレートは、急落水準の6000万TH/s台から復調し、急落前水準である1億TH/sの大台まで回復したことが確認されている。急落の背景は不明なままで、真相解明には至っていない。
ブロックチェーンリサーチャー「BUIDL, Ltd」のカナゴールド氏は、以下のような見解を示している。
海外の経済アナリストAlex Kruger氏は、Bakktが提供開始した「ビットコイン先物」の初日の出来高が期待外れだったことが、ネガティブに捉えられた可能性があると指摘。Bakktの出来高の低さについて、「金融市場では、9割の先物は現金決済である。投資家は現物を求めていない。」などと言及したほか、Bakktの(初日の)出来高に期待を裏切られたとして、ロスカットを意味するスラングである「REKT」のオマージュで「Bakkted」とコメントしていた。
一方、BitBull CapitalのJoe DiPasquale CEOは、ビットコイン(BTC)のハッシュレート急落などを要因に挙げて一時的なものだとし、「本領発揮はこれからだ。ローンチ直後の取引高だけで市場を断じるには時期尚早であり、強固なファンダ面を加味すると、今後数日で1BTC=10,000ドルを回復するのではないか。」との声もある。
Bakktのビットコイン先物月間契約は、ローンチ3日目となる25日の日本時間11時点で215BTCに達するなど、初日の72BTC、2日目の166BTCと比べ増加傾向にある。本日未明のBTC暴落も、出来高増加要因となっているようだ。
なお、海外の人気アナリストJosh Rager氏は、暴落後の相場観について以下のように予想している。

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